《そしてもう一度、現代アートとは?》
日常からみつける現代アートのヒントと可能性
日時:平成25年3月9日(土)13:00開演〜15:00(12:30受付開始)
定員:30名(要申し込み)
参加費:400円(ワンドリンク付き)
申し込み:2日前までに、電話またはメールでNPO法人アートフル・アクションへ
(■050-3627-9531/artfullaction@gmail.com)
第1回から4回+番外編まで、さまざまな角度から現代アートを勉強•体験してきた今回の講座シリーズ。最終回の第5回では、もう一度「現代アートとは何か」という疑問について考えます。
前半では、美術史や美術館の中の現代アートが「わかりにくい」と感じる本当の原因はどこにあるのか?デザイン、映画、音楽など、私たちにより身近な表現や日常生活の中から現代アートを理解するこつや、そこから広がる可能性について、アーティストの岩井成昭さんからご自身の活動と経験をもとにお話を伺います。
後半は、市民の方々に現代アートの楽しさを知ってもらおうと、三年前から小金井市で始まった岩井さんのプロジェクト「イミグレーション•ミュージアム東京」について解説していただきます。講座全体を通して、アートとは、自身と異なる考え方に気づき、それを理解しながら自身を深めていく行為であることを共有したいと思います。
【講師プロフィール】
1990年より音声やノイズなどを収集し、ギャラリー空間に再構成したサウンド点インスタレーションを連続して発表する。90年代後半からは人と社会の関係性にテーマを求め、主に欧州•豪州•日本における多文化状況の調査をとおして、ビデオや音声による作品を制作。
近年では、以前からの手法に加えて、インスタレーション•テキスト•パフォーマンスなど、使用メディアや作品の幅をさらに広げるとともに、世界各地の都市や地方に滞在し、地域のコミュニティや伝統を現代の文脈の中で再構築する試みを続けている。