「モノらる」
物から離れる表現行為
「物余り」の時代、改めて物との関係について考えようと、物を使わない、もしくは物に頼らないで表現をやってみます。
モノラルは、一つの信号音源を再生すること。「モノらる」とは、”一つの信号”つまり身体のみを使った行為、を表すために作った言葉です。踊るのではなく、あくまで、パフォーマンスアクションとして行ないます。
日時:6月26日(日)14時30分オープン 15時スタート
トーク:17時30分~
入場料:1500円
出演者:山岡佐紀子、村井元、直方平ひろと、門倉緑、内田聖良、小林橘花、館あかね、中村博司
予約・問合せ:missingincity(アットマーク)gmail.com
[出演者紹介]
門倉緑
1984年埼玉県生まれ。例えば、アフリカの地で花が一気に咲き誇るような現地人の踊りを見たとき、何も持たない私はパフォーマンス・アートでどんな表現ができるのだろう。http://www.vimeo.com/midorikadokura
直方平ひろと
1974 年生まれ。主に写真やパフォーマンスの方法論で活動している。「つくらない」会代表。モノがあってもなくても、やることなすこと表現とは言えるけれども、 そうじゃなくってアート=技術はどこにあるのかな?http://naokatahira.web.fc2.com
村井元
1966年生まれ。行為の内容は単純で鍛錬は要さない。では日常生活における動作とどこが異なるのか? アートや作品と呼ばれることに違和感があるのは何故か? 自問しつつ時間空間と付き合う。http://www.t3.rim.or.jp/~muraigen/
山岡佐紀子
1961 年生まれ。道具も言葉も使わないで「表現」をするのは、一般の生き物にとっては実のところごく普通のことだ。ならば、人間が人間らしく、他者に届けるため にそれをするとしたら? 大学では絵画を学ぶ。1992年よりアジアや欧米で活動、2000年芸大美術館にて「Performance Art!」企画参加、2010年「メディアアクションズ 」(@3331アーツ千代田)に参加。http://sakikoyamaoka.com
内田聖良
1985 年埼玉県生まれ。美術作家、ニート/フリーター。モノということを考えるとき、一番に思い出すのは、モノが溢れている自宅です。そんな中25年生活してい た自分は、慣れきった関係をどのように捉え直せるんだろう。まだ未知です。http://siruchd.web.fc2.com/
小林橘花
1985 年東京都下生まれ。ひとりひとりと向き合う係。「年をとるってことは物が増えることです!」と知人は言い放ちました。いつのまに、「自分」にいろんなモノ がくっついてくるようになったのか。家にランドセルを置いて手ぶらで遊びにでかけた日々があったことを思います。
舘あかね
1991年埼玉県生まれ。武蔵野美術大学在学。私からモノを取ったら何が残るのでしょうか。重箱の隅に少しでも何か溜まっていればそれを大切にしたいです。
中村博司
今 の世は物が溢れていると言われます。食べ物、品物、刃物、漬け物、食わせ物、物にも色々ありますが、今回は物を使わないパフォーマンスということです。 では何を使うかと言えば、体?いや、いや、そういうわけでもないようです…ほんとパフォーマンスって難しいですね。昨年よりパフォーマンスやってます。 1965年生。大阪府出身。