ビーオーティー

秋葉原をベースに現在作品を制作中の美術家/内田聖良による映像作品等の展示を行います。3日にはクロージングイベントを企画。
秋葉原には、リアルな身体から盗まれたものでつくられている、コード化されたかわいさが蔓延しています。それらは秋葉原の「住人」達の共同制作の産物のように感じます。それらと、どう付き合っていくべきか、付き合い方の方法の制作と展示を考えます。

内田聖良 <> 2009 (c) 内田聖良


内田聖良<うさぎ+天使計算> 2010 (c)内田聖良


【展示】
期間|11月1日(月)―3日(水・祝)14:00-18:00
会場|小金井アートスポット シャトー2F
(小金井市本町6-5-3 シャトー小金井2階/JR武蔵小金井駅南口徒歩5分)
観覧無料

【パフォーマンス+パーティー】
日時|11月3日(水・祝)18:30開場/19:00開始
参加費|1,000円(ワンドリンクチケット込)

主催:小金井アートフル・アクション!2010年度インターン
共催:東京の条件

プロフィール
内田聖良|UCHIDA Seira
美術作家、ニート・フリーター
http://siruchd.web.fc2.com

1985年埼玉県うまれ。2009年武蔵野美術大学油絵学科卒。既製のイメージ、イメージ制作の権力構造を解体し、ズレを生み出すこと、既製の価値観に囚われない方法を思考するための作品を制作。最近はアートと関わりのない人を取り込んだ作品を多く制作。主な作品に、《うさぎ+天使計算》(秋葉原ドレスホール)、《LEDとリボン》(アーツ千代田3331東京アートポイント計画 ROOM 302)、《cleaning by the stranger》(武蔵野美術大学校内)など。制作活動と並行して、ライフワークとしてマスメディアやメディアテクノロジーの中への介入のしかたを模索する「トライ&エラー」を展開。

【同時開催:研究経過報告】

『chateau 2F 4-10』
シャトーという空間との関わりについて、研究の経過報告を致します。
いるだけで、何を与えていて、何を奪っているのか。
いるだけで、何をかすめとられていて、何を与えられているのか。
「わたしとシャトー」の集積として。

与える、奪う、かすめとる、もらう



日時|2010年11月1日(月)-3日(水・祝)
時間|14:00ー18:00(1日、2日)、14:00ー22:00(3日)
場所|小金井アートスポット シャトー 2Fとその周辺

小林橘花(こばやしきっか)
1985年、東京都下生まれ。アートと地域の関わりについて研究するなかで、人と人が互いに影響し合って生きていることと、そうやって生まれる空間について興味をもつ。法政大学キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科卒業武蔵野美術大学大学院美術専攻芸術文化政策コース修士1年。4月より小金井アートフル・アクション!インターン。現在、小説『シャトー2F物語』を執筆中。