「呼応する建築」関連企画 −英国のアートと教育−

8月2日(金)、関連企画第一段のトークセッションが開催されました。

モデレーターにムサ美の杉浦幸子先生をお招きして、サム・ストッカー、
ロンドンとグラスゴーでアートを学んだ常木理早さんと共に、イギリスの美術大学の
教育事情、また生涯を通じた美術教育の違いについてディスカッションをしました。



前半はスライドを交えた3人のプレゼンテーション、後半は主に日本との
美術教育の違いについて、熱いトークが交わされました。

ところで、スコットランドのグラスゴーって、イギリスではロンドンに次ぐ
第2の文化都市だったなんて、みなさんはご存知でしたか?

お恥ずかしいことに、私はサムと常木さんのお話を聞くまで知らなかったのですが、
グラスゴーはロンドンに比べて物価も安く、街もコンパクトなため
アーティスト同士のネットワークも作りやすいそうです。

そうともなれば、グラスゴー、行ってみたい!

イギリスの美大では、個々のつながりをとても大切にしてるというサムの言葉も
とても印象的でした。

それにしても、みんなディスカッションに熱が入りすぎて、まさかこのまま
朝までトーク!?と思われた今回のトークセッションでしたが、新しい出会いと共に
無事終了しました(笑)。

長時間お付き合いしてくださった杉浦先生、常木さん、そしてお仕事帰りに
通訳としてご協力してくださった野沢里菜さん、ほんとうにありがとうございました!