「SMALL FORMAT !!」
~小型映画の今~
2011年 6月4日 (土)
スタート 17:00
小金井アートスポット シャトー2F
(JR武蔵小金井駅徒歩5分)
1,000円 (ドリンク付)
第1部:8mm FILM小金井街道プロジェクト 17:00~スタート
■堀江武 『光』 4分
■新宅謙吾 『くっくのニコル』 4分
■清成晋太郎 『新しい夜』 3分
■久保田智咲 『あしあとのあしあと』 3分
■ムラカミヒロキ 『Dan Chi Gai』 4分
■古里麻衣 『ベテルギウスはあかい』 5分
■藤川慎二 『夜光虫』 3分
■柏坂美和子 『Shadow』 3分
第2部:2010世代の映像作家 17:50~スタート
■長島大輔+水野裕基 『無名(むみょう)』 21分
■石川亮 『時の渚を…』 4分
■小山伸一郎 『手品師』 3分
■A 『A'』 10分
■徳永彩加 『センター☆センター』 3分
■小巻研 『トウキョウモノクロ2011卵篇』 10分
■マディ折原 『加齢臭』 3分
■成田屋古漫堂 『廃墟ー未来への記憶#6検見川送信所#7足尾銅山』 20分
第3部:作家特集 19:20~スタート
■末岡一郎 『Marching On』 10分 / 『Vladim'ir Kempsk'y's Film』 10分
■太田曜 『Un Realatif Horaire No.3時間的相対、第3作』 3分 / 『Surflength』 8分
■川口肇 『掌のオーロラ』 14分
今ではあまり聞く事のない小型映画という言葉は産業映画に用いられる35mmフィルムに対して8mm、9.5mm、16mmといった幅の狭い小さなフォーマット(Film)を使用した映画の事をいう。20世紀初頭より一般大衆によるフィルムでの記録や個人映画製作が身近な物となり、フィルムが「大衆の映像記録メディア」として日常的に使用されていた。現在では操作が簡単で価格も安く手軽なデジタルカメラやHDカメラなどが主流となり、フィルムで撮影された映像を映写機で目にする機会は減りつつある。
この上映会では「小型映画~Small Format」という名称を敢えて使い、今では機材・現像等、徐々に使う事が難しくなってきている8mmフィルムの美しさや楽しさに魅了され、今でも活発に月1回のペースで活動している団体”8mmFILM小金井街道プロジェクト”のメンバーの作品の他、フィルム特有の映像美に魅せられ、8mm、16mmフィルムによる作品制作を続けている作家の新・旧作を上映。また、フィルムというマテリアルで長年作品を作り続けている映像作家の太田曜氏、末岡一郎氏、川口肇氏の作品も、特集上映いたします。
2010年代、小型映画の今を映写機は写します。
石川亮