国内外で活躍する3組のアーティストが小金井を舞台に作品制作を行なう3年間のプログラムです。2年目の今年度は「制作」の年。市内各所で制作活動が進められています。初冬のシャトーにあわせて、それぞれの「進行中」のプロジェクトをシャトー2Fで紹介します。
写真:アーティスト招聘事業オープニングディスカッション「こんにちは、小金井」2010年6月5日
進行中!プロジェクト|
岩井成昭「東京イミグレーションミュージアム New comer's view」
ほうほう堂「ほうほう堂@小金井のあちこち」
淺井裕介「植物になった白線@小金井」
アーティスト プロフィール|
岩井成昭(いわい しげあき)
国内外における特定地域の環境やコミュニティーの調査をもとに、インスタレーション・映像・音響・テキスト・パフォーマンスなど幅広いメディアを複合的に使用した視覚表現を展開する。各国の美術展に参加する一方で、あらゆる世代を対象にしたワークショップや、多文化研究活動を平行して実施中。http://iwaishigeaki.com/
ほうほう堂
新鋪美佳と福留麻里による身長155cmダンスデュオ。これまでに国内外20都市以上の様々な劇場で作品を上演している。また、最近では劇場を飛び出し、階段や廊下、屋上、カフェなどありふれた場所でダンスを展開し、定期的にyoutubeに映像をアップしている。また屋上でのダンスを観客が隣のビルから窓越しに鑑賞するなど、サイトスペシフィックな上演も行ない、新しい空間、時間、人、気分に出会う事を楽しんでいる。http://hoho-do.net/
淺井裕介(あさい ゆうすけ)
身の回りのものを用いさまざまな形でドローイングを続ける。代表作のMaskingPlantでは、マスキングテープとマジックを使いテープの貼れる所なら室内野外問わずどこでもどこまでも植物の絵を生やしていく。また描かれた植物を一定期間の展示の後剥がし、キャンバス等に隙間無く貼り全く別の形で標 本と呼ばれるシリーズの作品とするなど、素材や作品の再利用を行う作品を多く発表している。