自治体文化行政セミナー001「文化行政、芸術文化振興、地域社会~小金井市の実践から(小林真理)」

小金井市では、平成19年4月に小金井市芸術文化振興条例ができ、平成21年3月には小金井市芸術文化振興計画が、平成21年4月より小金井市芸術文化振興計画推進事業として「小金井アートフル・アクション!」がスタートしています。条例と計画の策定にあたっては、小金井市と東京大学の共同研究によって行われ、全国に先駆けた新たな手法や視点が試みられました。


写真:「はじまる、小金井」展示風景(本セミナー会場にて再展示が行われます)

今回のセミナーでは、この分野の研究の第一人者であり、小金井市の条例制定から関わってきた、東京大学の小林真理先生に、これまでの成果と、未来のステップについて、今、現実に小金井市が挑戦していることをテーマにお話しいただきます。

行政が政策として文化に関わるだけでなく、行政のあり方への変革の視点をもって始まった自治体文化行政の対象とする領域は、福祉、環境、まちづくりなどさまざまな範囲に広がり、地域社会の多様な側面と関わりをもってきています。

文化行政、芸術文化振興だけでなく、広く地域社会との
さまざまな接点へ関心がある皆さんのご参加をお待ちしております!!

日時|9月24日(金)18:30〜20:30
会場|小金井アートスポット シャトー2F(ニーエフ)
(JR武蔵小金井南口徒歩5分/本町6−5−3 シャトー小金井2階)
* 会場では、計画策定までの経緯や、共同研究の成果をまとめたバナー展示も行っております。

講師|小林真理(東京大学人文社会系研究科准教授)
参加費|無料 *会場では飲み物を販売しております。
定員|30名
申込方法|オンラインフォームにてお申込ください。

講師プロフィール|
小林真理(こばやしまり)
東京大学准教授。文化の発展を支える制度、阻害する制度を研究している。著書に、『文化権の確立を目指してー文化振興法の国際比較と日本の現実』(勁草書房)、『指定管理者制度:文化的公共性を支えるのは誰か』(時事通信社・編著)等。

主催|小金井アートフル・アクション!実行委員会
* 本事業は小金井市芸術文化振興計画推進事業です。